天命とは不思議な言葉だ。誰もが知っているが、それを日常的に使うことは少ない。だが、誰もが自分の天命を、本当は知りたいと、思っているのではないか。

　しかも、それをつかむことができれば、あなたの仕事や人間関係の究極のエネルギー源になると、私は思っている。そして、実際それは具体的につかめるものなのだ。

　今の仕事や人間関係について、「この方向性でよいのだろうか」とか「他にやるべきことがあるのではないか」、あるいは「どうすれば人との関係がうまくいくのだろう」と、あなたは考えることがないだろうか。

　もしあなたが自分の天命をつかみ、あなたの周りの人たちの天命をも、つかむことができたら、あなたの仕事や人間関係に、革命的な違いをもたらす可能性がある。


　私が研究してきた「天命」は、難解な哲学や宗教的な考えに基づく机上の話ではない。

　私の著書「天命の暗号」（中経出版社刊）は、日本経営合理化協会の社長塾で連載した「天命と経営」を基に書かれたものだ。それは、あなたが今までに、誰からも聞いたことがない内容かもしれない。しかも、まさか自分が話す日常の言葉の中に、暗号のように天命が示されているとは、夢にも思わないだろう。

この本は、あなたが天命を見出し、それを仕事や経営、さらには人間関係に生かすためにある。これは、現在流布している成功の概念とは根本的に異なる、新しい成功の考え方と、それを実際に生かす方法である。

天命を自覚することこそ、人が生きていくうえで最も大切である。 自分の人生を有意義なものにしたい人のための天命を掴む理論、テクノロジーを体系化した二日間のプログラム「個の花道場」　　http://mekiki-konohana.me/